epigraph project 1

海外の本では章の始まりに短い引用文があり、それがとても格好よく、エピグラフがついた文章を書きたいと憧れる。その為、エピグラフのネタをストックしておこうと思う。いつか書く本の為に。これはその1日目。大室幹雄の書籍「劇場都市」から。

難点は理解の対象にでなくむしろ理解する我々主体の側により多く見出される。理解という精神的な活動は広い意味における一種の対話であるが、それは対話を交わす当事者双方かそれぞれの世界を相互に比較しあうことにもとづいて成りたつ。そのばあい対話の成立、つまり両者間の理解と融和の形成に決定的な機能を果たすのは、比較の結果性の機能にすぎないが、理解とそれに連接する融和とは対話者のどちらにとってもその全存在を投じての選択であり、それは差異性においてではなく類似性や共通性においてのみわずかに実現されるからである。

劇場都市 古代中国の世界像 (1981年) 大室幹雄 著

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